住まいの情報局 夏号
まだ梅雨も明けぬと言うのに、連日暑い日が続きます。
無理せず、適切にエアコン等を使い熱中症対策を心がけましょう。
そのエアコンですがウエザーニュースがこんな記事を掲載していたので、参考にしてみてください。
フィルターの掃除はこまめに
フィルターの掃除は2週間に1回ほどやるのが理想的。環境省によるとフィルター清掃を行うことで約4%の節電につながると言われています。水に濡れた雑巾か掃除機を使ってホコリを取ってください。必要があれば中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗いましょう。
また冷却フィンの汚れもシーズンごとに点検して、汚れが酷いときは専門業者に掃除をお願いするようにしましょう。
エアコンをONにする前にやること
部屋の空気を循環させる
冷房時の風力は基本的に「自動」に設定するのがオススメです。こうしておくと、部屋が冷えるまでは強風、その後は微風というように効率よく運転してくれるからです。ただし暖かい空気は軽いので天井近く、つまりエアコン周りにたまりがち。
そうなるとエアコンは「もっと冷やさなくては」と不必要に稼働し続け、無駄な電力を消費しかねません。これを防ぐには、風向ルーバーを上向き、あるいは水平方向に調整して、部屋の空気が循環するようにします。扇風機や空気清浄機を活用するのもオススメです。
設定温度を上げると13%の節電
消費電力は設定温度の影響を強く受け、冷房の場合、設定温度を1℃上げるだけで約13%(約70W)の節電になります(環境省HP)。
エアコンは、スタート時に多くの電気を使用します。しかし、部屋の温度を維持するのにはそれほど負担にはなりません。部屋を出入りするたびにON、OFFを繰り返すと消費電力が増してしまうので、すぐに戻れる外出なら、エアコンを稼働させたままの方が電気代を節約できます。
まもなく本格的な夏が到来。エアコンの使い方を少しでも工夫して電気代を抑えてみませんか。